ゴールデンエールはビール好きではないと聞いたことがない名前かもしれません。
しかし海外の銘柄を飲んだことがある方ならゴールデンエールと意識していなくても一度は飲んだことがあるはずです。
日本でも各地で造られている地ビールが増えているので日本の美味しいゴールデンエールを飲むことが出来るようになりました。
1980年代に若者にビールファンになってもらうために大量生産のラガーに対抗してエールビールとして造られたと言う説もあるそうです。
今回はそんなゴールデンエールの特徴や魅力をご紹介します。
1.ゴールデンエールとは
淡い美しい金色をしているエールタイプのビールです。
見た目は日本の大手メーカーのビールと似ていますが、大量生産されたビールにはない味わいと香りが楽しめます。
柑橘を思わせるフレッシュで爽やかな香りとスッキリまろやかな口当たりで軽めの飲みやすいビールになっています。
濃厚で深みのある味わいがあり、アルコール度数が高いのも特徴です。
更に高アルコール度数7.5~9.5%のものをストロングゴールデンエールと呼ばれています。
苦味の強弱は銘柄によって様々で、瓶内で熟成させる銘柄などもあります。
クセのある地ビールが苦手な方でも、飲んでみるとイメージが変わると思いますので是非、飲んでみて下さい。
2.代表するゴールデンエールの銘柄
「デュベル」は度数8.5%で日本のビールに似ています。
ゴールデンエールの最高峰です。
高いアルコール度数に柑橘系とスパイシーな香り、コクと絶妙な苦味がありキレの良いビールです。
温度によって味の変化が楽しめます。
名前のデュベルは悪魔と言う怖い意味がありますが、日本人には飲みやすい口当たりになっていますので是非、一度試してみて下さい。
「デリリュウムトレメンス」は度数9.0%で2種類のホップと3種類の異なる酵母で造られています。
ぞうさんのラベルが可愛いですがラベルとは対照的で、しっかりとした味と苦味があり、リンゴやバナナなどのフルーティーな柔らかい香りで女性に人気のあるビールです。
「ギロチン」は度数8.5%で有名コンテストで数々の金賞を獲得している代表格のビールです。
インパクトの強い名前ですが甘みのあとに柑橘系の苦味を感じる味わいです。
高いアルコール度数を感じさせない飲みやすさです。
日本のゴールデンエールも負けてません。
華やかなマスカットのような香りとスッキリとした口当たりが特徴の「南信州ビールゴールデンエール」、オレンジを思わせる香りと穏やかな苦味、繊細な味わいが特徴の「サンクトガーレンゴールデンエール」、柑橘系の香りと柔らかな風味にしっかりとした味わいがあり、国際ビール大賞や数々の賞を受賞して高い評価を得ている「オラホビールゴールデンエール」
3.ゴールデンエールに合う料理
お肉やお魚、乳製品に野菜など、どんな食材にも合うゴールデンエールですが、白ワインに合わせる感じで料理を選ぶと分かりやすいでしょう。
生ハムやチーズを使ってアレンジしても良し、もちろんそのまま食べても十分に美味しいです。
ビールのお供と言ったら定番の枝豆や焼き鳥が思い浮かびますが、こちらとの相性も文句なしです。
貝類にも良く合います。
特にムール貝のワイン蒸しはオススメです。
繊細な味わいなので、お刺身やお寿司などの和食にも良く合います。
ワインの表現方法で言う「ボディが強い」ビールですのでベルギー料理のフリッツ、シュリンプクロケットもよく合います。
日本で言うフライドポテトとチーズの入ったエビクリームコロッケという感じです。
スイーツも良いです。
柑橘系とスパイシーな香りを持つゴールデンエールですからチョコレートを是非、試してみて下さい。
ゴールデンエールの美味しい飲み方
高アルコールビールを普段、飲みなれているラガーの夏の定番の感覚でキンキンに冷やして喉に流し込んでしまうとゴールデンエールの本来の美味しさを味わうことは出来ません。
オススメの温度は6度くらいです。
グラスを用意して少し傾けて、瓶とグラスが、ぶつからない程度に近づけます。
ゆっくり丁寧に時間をかけて注いで下さい。
グラスの中心くらいまで注いだら、今度はグラスから瓶を離して少し高い位置から注ぎクリーミーで豊かな泡を作りましょう。
注ぎ終わりに、ゆっくりとグラスを立てることでキレイな泡をキープすることが出来ます。
その他に両手でグラスを包むように温めることでグラスの中のビールに温度変化が起き、また違った味わいが楽しめます。
飲んでみると分かるゴールデンエールの美味しさ
大手メーカーの調べによると20~30代などの若い世代の方はビールに対して「飲みやすさ」と「香り」のニーズが強かったそうです。
繊細な味わいのゴールデンエールは、銘柄によってオレンジ、りんご、バナナ、桃などのフルーティーな香りと、軽快でスッキリとした飲みやすさが特徴ですので普通のビールが苦手と言う方には飲んでみて頂きたいです。
きっとビールに対するイメージが変わるでしょう。