アルコール度数高めのビールが最近人気を集めています。
特に第3のビール分野では複数の高アルコール度商品が販売されています。
ここでは、アルコール度数が高いビールの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
1.一般的なビールのアルコール度数は5%程度
日本のビールは3つに分類されています。
ビールのアルコール度数は5%前後が一般的で、発泡酒や第3のビールを見ても同じようなアルコール度数が定番です。
ただ、最近は第3のビールにアルコール度数の高いビールが販売されています。
7%のビールを発売したメーカーが人気になり、その後各メーカーが8%や9%を発売するなど、高アルコール度ビールに注目が集まっています。
また、海外のビールを見ると20%以上のアルコール度数ビールも発売されていて、日本の高アルコール度ビールと比較すると低いように見えてしまいます。
2.アルコール度数が高いビールの種類や特徴
日本で発売されているアルコール度数が高いビールは、アサヒやキリン、サントリー、サッポロなどの商品でそれぞれに特徴があります。
・サントリー頂
サントリーの頂は7%で発売され、アルコール度数が高いビールを他社が発売したこともあり、8%にリニューアルされました。
ジャンルは、第3のビールで麦芽量を増量しているため、コクや深みを感じやすいという特徴があります。
また、高炭酸もこの商品の売りで、のどへの刺激とアルコール度数の高さを楽しみたい方から人気を集めています。
・キリンのどごしストロング
キリンのどごしの高アルコールバージョンで、本来のキレを活かしながらアルコール度数を高めています。
ジャンルは第3のビールで、アルコール度数は7%となっています。
アルコール度数が7%でも本来のキレがあるので、強い爽快さを体感できる点が特徴です。
・サッポロレベル9贅沢ストロング
サッポロレベル9贅沢ストロングは、メーカー内でも高いアルコール度数で、本来の味わいを楽しみながら高アルコール度の刺激を体感できるという特徴があります。
ジャンルは第3のビールでアルコール度数は9%と高く、大麦を使用しているのでサッポロのビールらしさを感じる味わいです。
・アサヒグランマイルド
アサヒグランマイルドは、飲みやすいビールを意識しているという点が特徴で、柔らかな口当たりがありながらもスーパードライに匹敵する爽快さがあります。
ジャンルはビールとなっていて、他のメーカーのように第3のビールではなく、あえてビールのアルコール度数を高くした商品です。
3.アルコール度数が高いビールは普通のビールと違うの?
アルコール度数が高いビールを飲む場合、普通のビールと違うの?と疑問の方も多いと思います。
アルコール度数が高いビールは、5%台の一般的なビールを飲むより酔うペースは早くなりますが、感覚には個人差があります。
ただ、アルコール度数が高いビールと普通のビールを比較した場合、特に違うという点があります。
それは飲んだ時の刺激感で、アルコール度数や強炭酸の刺激から飲み口に強みがあります。
そのため爽快さやのどごし、キレなどを楽しみたい方がアルコール度数が高いビールを選ぶ傾向にあります。
7%から9%のビールと聞いた場合、アルコール度数が高過ぎでは?と思いがちです。
しかしワインや日本酒、ウイスキー、焼酎などは10%を超えるアルコール度数が主流のため、ビール以外のお酒と比較するとそれほど高いとは言えません。
ただ、アルコール度数が高いビールを飲む際は、5%台のビールと同じ感覚で飲まない方が良く、少しアルコールが高いという意識をしながら飲むと、自分のペースに合った飲み方ができます。
4.アルコール度数が高くてもビール本来の味も楽しめる
各メーカーから発売されているアルコール度数が高いビールは、アルコール度だけではなく味わいにそれぞれ特徴があります。
例えば、苦味が強いタイプやコクが深いタイプなどがあり、ビール本来の味を楽しむことができます。
ビールや発泡酒、第3のビールを飲む際は、人によって好みが分かれるので、自分に合った銘柄のビールを探すことがポイントです。
メーカーごと味に特徴があるので、あのメーカーの味でアルコール度数や高いタイプを飲みたいという感覚で選ぶと、自分に合った商品を探しやすくなります。
高アルコール度ビールの中には、爽快感にこだわった商品もあるので、スカッとしたいという方は5%台のビールよりアルコール度数の高いビールがおすすめです。
また、チューハイは9%台でも飲み口が良いので飲み過ぎる傾向ですが、ビール系はジュースのような飲み口と違うため、自分のペースを維持しやすいアルコール飲料です。
アルコール度数が高いビールを試してみよう
アルコール度数が高いビールは、それぞれメーカーのこだわりが詰まっているので、こだわりが特徴と言えます。
昔からビールの好みには個人差があり、このメーカーしか飲まないという方も多くいます。
しかし、アルコール度数が高いビールは味わいに変化が出やすいので、メーカーにこだわりがある場合でも一度色々試してみるのがおすすめです。