日本酒が飲みにくい理由とは。飲みやすい日本酒の選び方を知ろう

日本酒の豆知識最終更新日:2018年9月24日

美味しい日本酒も人によっては癖があると苦手に感じます。

そういった人は一度飲みやすい日本酒を試してみてはいかがでしょうか。

今回は、日本酒を飲みにくいと感じてしまう理由と飲みやすい日本酒についてご紹介します。

1.なぜ日本酒は飲みにくいのか

まず、美味しいお酒を紹介する前に、なぜ日本酒が飲みにくいのかを説明します。

アンケートによると、日本酒を飲む人は全体の45.4%であり、半数以上います。

ですが全体をみると減少傾向にあるようで日本酒をこのんで飲む人は少なくなってきています。

日本酒が嫌いな人の特徴は「悪い酔いする」「酔いやすい」といった答えであったり「味が苦手」「癖がつよい」といった味についての回答が多くありました。

そのなかで、辛口なところが苦手で飲めないと言う意見も多く有りました。

特に女性が日本酒が苦手と答えた人が多く、男性に比べて女性の方が苦手意識が多くなります。

まとめると、辛口、癖が強い、アルコール度数が高いという3つのポイントが日本酒を嫌いになるキーワードになります。

2.まずは、日本酒は甘口か辛口かで選ぶ

日本酒を好きになる一つの工夫として、まず自分に合った好みのお酒を見つける為に甘口か辛口かを気をつけて選ぶことです。

日本酒は、ハッキリとお酒の名前などで味を確認することができない難しいお酒で、他のカクテルなどと違い味が想像しにくいお酒です。

ですが、日本酒にも基準が有り、”日本酒度”という指標をみて甘い日本酒か、からい日本酒かを判断することができます。

日本酒度でいうと、一番甘い日本酒の度数は-6.0以上のお酒、一番辛いお酒は、6.0以上のお酒となっています。

普通なお酒の度数が-1~1の間位なので、それを基準にしてある程度選んでみるとよいでしょう。

ちなみに、日本酒は発行させることで、糖が発生し酵母菌と糖の関係でアルコールができます。

糖をあまり分解できないお酒は甘口であり、逆に沢山分解したものが辛口となります。

3.多少価格は高いが大吟醸を飲んでみる

つづいては、日本酒のランクについてです。

非常に単純な話で、日本酒でも高いものは美味しいです。

日本酒にもクラスが有り、普通のお酒から、大吟醸までランクが幾つか分かれています。

もちろん、一番良いとされるお酒は大吟醸になりますが、大吟醸は非常にまろやかで美味しいお酒が多いです。

ちなみに、ランク分けは、お米の削る割合によって変わってき、お米を削る割合が高いほど美味しいお酒ができます。

お米は、中心にいけばいくほどでんぷんとたんぱく質がたっぷり詰まっており糖質が高いとされているので、削れば削るほど雑味を消しお米本来のおいしさを出すことができます。

その為、大吟醸は美味しいお酒がおおいです。

ラベルにお酒のランクが書いてあるケースが多いですが、書いてない場合も多いので、もし分からない場合はネットで調べてみるのが良いでしょう。

4.飲みやすい日本酒「獺祭」

飲みやすいオススメのお酒をご紹介します。

まず紹介するのは日本で一番人気があるという日本酒である「獺祭」です。

獺祭とは山口県にある旭酒造が造っている日本酒です。

日本酒好きなら一度は飲んだことがあると言われている非常に有名なお酒で有り日本だけでなく世界にも人気のあるお酒です。

特徴は、お酒から香る芳醇でフルーティーな香りです。

獺祭を初めて飲んでびっくりする人は、その飲みやすさと香りに驚きます。

もちろん大吟醸もあり、価格は1本あたり4000円弱で購入できます。

日本酒の種類によっては1万円を超えるものがあるなか、まだ購入しやすい価格帯であるのでもし興味のある方はぜひ購入してみてください。

5.飲みやすい日本酒「スパークリング清酒澪」

スパークリング清酒澪もオススメです。

ラベルをみたら気付く人も多いかもしれませんが、コンビニなどでも購入できる非常にリーズナブルな日本酒です。

澪は、あまりイメージのない日本酒でも炭酸が入っているお酒になります。

そのため、日本酒独特の辛味や癖がなく、カクテルのような感覚でごくごく飲むことができます。

アルコール度数も5%程なので非常に飲みやすく、香りもマスカットのようなフルーティーな風味がするので女性でも楽しんで飲むことができます。

先ほども説明しましたが、1本当たりの値段が安く、150mlで300円ほどです。

コンビニで購入できるので是非一度飲んでみてください。

飲みやすい日本酒を飲んでみよう

日本酒は本当に種類によって飲みにくいもの、飲みやすいものに分かれるお酒です。

お酒好きの方は、美味しい日本酒に出会うことを楽しみに飲み比べをおこなう人がいるほどファンの多いお酒の種類でもあります。

興味のあるかたは是非一度飲んでみてください。

 

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