西日本から南日本にかけて人気を集めているヒノヒカリは、コシヒカリが品種改良されてできた米です。
ヒノヒカリは、高品質でありながら値段がリーズナブルで、日常の食卓に最適な米の1つであると言われています。
そんなヒノヒカリの特徴や産地ヒノヒカリに合う料理についてご紹介します。
1.ヒノヒカリは関西方面や四国九州が産地の中心
ヒノヒカリは、主に関西や四国九州が産地となっています。
そのため、通販は全国に展開していますが、関東地方や東北地方のスーパーなどの店頭ではほとんど見かけない米ブランドです。
そして、この産地を見ると、ヒノヒカリは、比較的暖かい気候の土地に適した米であると言えます。
中でも、特に品質が優れているのが、奈良県熊本県大分県産のヒノヒカリです。
これらは、米の最高級ランク「特A」を獲得した経歴を持つため、その品質の高さがわかります。
西日本南日本でしか栽培されていないにも関わらず、ヒノヒカリの作付面積の広さは日本で3番目となっています。
東日本北日本の人にはあまり知られていなくとも、かなりメジャーな米ブランドでもあります。
2.ヒノヒカリの特徴①味があっさりしており、粘りがそれほど強くない
ヒノヒカリは、比較的あっさりした味であるということが大きな特徴です。
米の中には、旨みや甘みの強いものも多くありますが、ヒノヒカリの場合はその逆です。
そのため、どのようなおかずにも合いやすい米であると言えるでしょう。
米独自の味がしつこく口の中に残ることがないので「くどい」と感じることもありません。
但し、米の旨みをじっくり堪能したという人にとっては、あっさりし過ぎて物足りなく感じる可能性があります。
ヒノヒカリは、適度な弾力はありますが、ベタベタとした粘りがありません。
米の中でも、さらさらした部類に入るでしょう。
そのため「炊く時に、間違えて水の量を多くしてしまった」という時でも、べったりした炊き上がりになることはありません。
しかし、逆に、炊き上がってから時間が経ってしまったり、冷めてしまったりすると、御飯の食感がパサパサしてしまいやすい米でもあります。
3.ヒノヒカリの特徴②米粒が丸く、小さい
ヒノヒカリは、見た目にも特徴があります。
多くの米は、縦に長い楕円形ですが、ヒノヒカリの場合は「丸みを帯びた楕円形」であることが特徴です。
そのため、一目見ただけで、他の米との違いを見分けやすいと言えます。
ヒノヒカリの米粒1粒1粒は、どちらかというと小さめのサイズです。
しかし、大きさは小さめではあるものの、全体的にふっくらした丸い形であるため「小さく、ポロポロしている」というイメージではありません。
4.ヒノヒカリの特徴③水の量を調整して炊くことで、色々な食感を楽しむことができる
元々粘り気の多い米の場合、どのような炊き方をしても、かなり重めの食感に炊き上がります。
しかし、ヒノヒカリの場合は、炊く時の水の量を調整することで、色々な食感に炊き上げることができます。
例えば、あっさりした食感を楽しみたければ、水の量を少なめにして炊きます。
逆に、水の量を増やして炊けば、元々粘り気の多い米には勝てませんが、重めの食感を出すことは十分に可能です。
ヒノヒカリは、炊き方を変えることで食感のバリエーションを楽しめる、数少ない米であると言えるでしょう。
5.ヒノヒカリに合う料理①チャーハンやオムライスなど、具材を加えて炒める料理
ヒノヒカリは、あっさりした食感と、クセのない味わいが特徴です。
そのため、チャーハンやオムライスなど、具材を加えて炒める料理に最適な米です。
元々の味が濃厚ではないので、具材や調味料の味とぶつかってしまうことがないのです。
チャーハンやオムライスなどの料理に共通するのは「パラパラに仕上げること」です。
粘り気のある米だと、ねっとりした仕上がりになってしまい、御飯をパラパラさせることができません。
しかし、比較的粘り気が少ないヒノヒカリであれば、パラパラに仕上げることが可能です。
6.ヒノヒカリに合う料理②カレーライスや丼物など、具材を上にのせる料理
ヒノヒカリは、米粒が小さく、粘り気の少ない米です。
しかし、1粒1粒はかなりしっかりした強度を持っており、水分を与えても米粒が潰れてしまうということがありません。
そのため、カレーライスや丼物など、御飯の上にドンとした具材をのせるタイプの料理も最適です。
米粒がしっかりしているため、大きめの具材重めの具材をのせても、御飯がつぶれてしまうことはありません。
水分でべたっとしてしまうこともないので、上からルーや汁をかけても、ぐちゃぐちゃになってしまうこともありません。
7.ヒノヒカリの口コミ評価
ヒノヒカリのココが好き
通常の炊飯器で炊飯した際にも口当たりがよく、冷えてもおいしいご飯です。カレーと一緒に食べるとさっぱりして口の中でけんかすることなくスムーズに飲みこめます。よく噛めば甘みも出てきて、コメ本来の味を楽しめます。
20代女性
ヒノヒカリのココが好き
電気炊飯器で炊いています。真っ白なご飯、釜の蓋を開けると、ツヤツヤしたお米が一粒一粒立っています。炊きたての良い香り、温かい懐かしい、日本のかおりです。母が昔、炊いてくれたのと同じ、甘くてホンワリ昭和の香りでした。
40代女性
ヒノヒカリのココが好き
わたしは色々な種類のお米を買うタイプの主婦なんですが、ヒノヒカリはよく買うものの1つです。炊き上がりがツヤピカでとても美味しそうなのが、このお米のいいところです。わたしの周りのママ友達にも評判いいです。
40代女性
ヒノヒカリのココが好き
炊き上がりは真っ白で艶があります。香りも良く、食べると甘みがありますが主張し過ぎず、さっぱりしていて飽きのこない味です。あきたこまちなどと比べると値段も低めなのに質は高い、コストパフォーマンスがとても良いお米です。九州のお米は期待以上のものでした。
30代女性
ヒノヒカリのココが好き
コシヒカリを配合して生まれたお米なのでコシヒカリのような良質な味と香りを堪能することができます。粒は小さいお米ではありますが、コシヒカリに近い味でありながら、コシヒカリより圧倒的に価額が安いので大変重宝されるお米です。
30代男性
ヒノヒカリのココが好き
最近になって発売されているお米のように際立った特徴こそありませんが、しっかり噛むと程よい甘みのあるとても食べやすいお米です。おかずと一緒に食べるごはんとしてはちょうどいい味で、毎日食べても飽きがきません。
50代女性
ヒノヒカリのココが好き
実家で栽培しており、毎日食べているお米です。もちもちしすぎず、かといって、あっさりしすぎて甘みが無いということもありません。普段の何気ないおかずに合わせるのにぴったりで、やわらかく、口の中でおかずと一緒になって、さりげなく旨味が広がる感じが食べ飽きず、良いです。
30代女性
ヒノヒカリのココが好き
多少胚芽を残し精米されているので、体に良いと思い食べています。炊きあがりのツヤは抜群で、味も甘すぎず美味しいです。和食には何でも合うので、家族全員で楽しむことができ、満足感が高いお米だと感じています。
20代女性
ヒノヒカリのココが好き
私が子供の頃から一番多く食べているお米。特に、ものすごく美味しい、とか香りがいい、というわけではないが、毎日食べていても飽きない味。いつも食べていたから、地元に帰ってこのお米を食べるとホッとする。一番好きかもしれない。
20代女性
ヒノヒカリのココが好き
コシヒカリほど粘りや弾力が強くなく、程よい食感です。適度な弾力と軽い粘り、米粒が一つ一つ張りがありお茶漬けやカレーライスにとても合います。年齢が上がりもっちりとしたご飯が苦手になったので、この銘柄はとても食べやすいです。
50代女性
ヒノヒカリのココが好き
ご飯が炊けた瞬間から、無名のメーカーの米と違い、見た目はふっくらとして艶もあり粒が大きいと思いました。お米の味は、食べたときもかみごたえがあり、噛めば噛むほど口のなかに甘みが広がり、白ごはんだけでもおかずもいらない十分に満足できる味でした。
20代女性
ヒノヒカリのココが好き
炊飯器を開けた時の湯気と香りだけで、食欲がわいてきます。食べると口の中いっぱいに香りが広がり、ほのかな甘みを感じます。自分は固めに炊くのが好きなのですが、固めに炊いても香りやおいしさに変わりはありません。ご飯とお漬物だけでも何杯でもいけるので、食べ過ぎてしまうことが多々あります。
30代女性
ヒノヒカリのココが好き
とても香りが豊粘り気の強いのが特徴であります。つややかな白いお米で炊き上がりがとても美しい。とてもおいしいのでおむすびにして塩をふりかけただけでもおいしくいただけます。また冷たくなってもおいしいのが特徴です。
50代女性
ヒノヒカリのココが好き
粒は小さいのですが厚みがあり丸っこい感じでかみごたえがあります。コシヒカリが親というだけあり、旨み、甘味もばっちり。コシヒカリほど特徴があるわけではないのでなんにでも相性が良く使い勝手が良いお米です。
40代女性
ヒノヒカリのココが好き
このヒノヒカリは口の中に入れると程よく粘りがあり、モチモチ感、甘味がバランスよく保たれている様に思われます。
お米の粒の特色として小粒で粒に厚みがあり本当にバランスの良いお米なのでどんな料理にも合いおいしいです。
40代男性
ヒノヒカリのココが好き
父親が故郷で作っている品種です。少し小粒ではありますが、ほんのりとした甘みと小粒なので食べた時な食感も滑らかな感じです。納豆や漬け物と一緒に食べると、私の個人的な感想ですが、非常にあうと思います。おかずの美味しさを引き立ててくれる米だと思います。
50代男性
ヒノヒカリのココが好き
子供がコレは地元産のお米だと学校で習ってきました。それまで特に気にしていませんでしたが子供の影響でよく噛んで米の旨み感じる習慣がつきました。すると甘みを感じ白米に魅力を感じる事が出来ました米より麺だった私が炊きたてご飯が楽しみになるなんて自分でもすごいです。
40代女性
ヒノヒカリのココが好き
ヒノヒカリは炊き立ての香りが良くて食欲をそそりました。そのまま食べても甘くておいしいですが和食のおかずと一緒に食べるとさらにお米の味がおいしく感じられます。ツヤと粘りがあってお弁当に入れて冷ました状態でもおいしいです。
40代男性
ヒノヒカリのココが好き
艶ややかさに香りや味、適度な粘りと硬さが良いです。慣れ親しんだ筑紫平野で作られたお米ですから、口にあいます。
口に入れた時の香りや味も最高ですが、噛んだ時の硬さやモチモチとした食感と粘り気が僕は好きです。
40代男性
ヒノヒカリのココが好き
ほどよくもっちりしており食感が良く、甘さもありますが、お米自体の味が強すぎないため、肉類・魚類問わずどんなおかずにも合うからです。また、カレーやチャーハンのように、ご飯ものの料理にしても食べやすい弾力があります。
20代男性
ヒノヒカリのココが好き
炊きたてはもちろん冷めても噛めば粘りがあってとても美味しいです。今回はいつものお米を近くの米作りの人から30㎏で買っていましたが無くなり、試しに近くの生協でちょっと高かったのですがヒノヒカリ10kgを買ってみました。炊き立たではあまり分からなかったのですが残りの冷ご飯を食べた時に結構粘りがあって味もよかったのでお値段は嘘をつかないなと実感しました。
60代以降男性
ヒノヒカリを食べてみよう
ヒノヒカリは、クセのないさっぱりした味わいと、ベタベタし過ぎない軽い食感が特徴です。
米の旨みや重い食感を好む人には物足りないかもしれませんが、後味のあっさり感を好む人には最適の米であると言えるでしょう。
白い御飯としてシンプルに楽しむよりも、このような特徴を生かした料理法がオススメです。
クセがなく、軽めの食感である分、工夫次第で色々な食べ方を楽しめる米であると言えるでしょう。